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なす

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 原産地はインドの東部。その後、ビルマを経由して中国へ渡り、広く栽培されてきました。日本には遅くとも奈良時代に奈須比(なすび)として中国から渡来、育てやすいため、全国に普及しました。日本各地に伝わったなすは、それぞれの地域ごとに改良が進み、様々な品種に枝分かれしていきました。現在では様々な料理に利用しやすい中長品種が全国的に流通していますが、固定種も含めるとかなりの種類がある日本はなす大国と言えるかもしれません。
 「秋なすは嫁に食わすな」ということわざは、「秋のなすは柔らかくおいしいので食べさせるのはもったいない」という意味と「なすは体を冷やすから」という、健康を配慮した意味の二つがあります。どちらが真意なのでしょう…

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 なすは温帯では一年生植物ですが、熱帯では多年生植物となります。原産がモンスーン気候地帯であることから、蒸し暑い日本の夏を好みます。なすは連作障害を起こしやすい野菜で、枝が枯れこむような症状が出始めたら、次の年からは接木苗を利用しましょう。台木によって、病気の種類に対する抵抗性が異なるので、苗屋さんと相談するとよいでしょう。V字型の支柱をして、枝を誘引することで、長期間にわたって収穫することができるようになります。旬の時期は6月下旬~9月いっぱいです。

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 ナス科植物は灰汁を多く含むため、一般的に生食はされませんが、焼く、煮る、揚げるなどあらゆる方法で調理されます。淡白な味で他の食材とも合わせやすく、また油を良く吸収し相性が良い野菜です。
 なすの95%は水分で、主成分は糖質です。栄養はあまりありませんが、昔からのぼせや高血圧の人が食べるとよいとされてきました。なすは体を冷やす効果があるため、暑気あたりしそうな時や体のほてりが強い時に食べると効果的です。しかし最近では、なすの皮の色素成分である、アントシアニンの一種ナスニンという色素に強力な抗酸化作用があることがわかってきました。ほかにも、ビタミンC、カリウム、食物繊維なども含まれています。
 食べる際には、ガクがピンとしトゲが固いもの、色が濃い紫色でピカピカとツヤがあり、ガクと実の間の色がグラデーションになっているもの、ヘタの切り口がみずみずしいものを選びましょう。

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